めろんぱnの手記
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 ノートの片隅にあった話

映画6件]

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ウマ娘新時代の扉を昨日見た。
全力で競い合いながら、他者を、そして自分を知っていく過程が主人公の性格も合わさって常に直球で描かれる。観客として見る時の斜めの構えを真っ直ぐな心で上書きしてくれる。やりたいことに向き合って、素直に頑張りたくなるお話だった。
映像について、遠景から顔のアップになるシーンや足元からカメラが回って背姿を追いかけるシーンで映像が途切れずにズームインする画面が多く、おかげで画面を途切れさせて時間軸を飛ばす演出に差ができてわかりやすい。視点も時間もよく飛ぶ詰め込まれた内容でも、理解に負荷を感じさせずレースシーンの興奮に注力できる作りで良い。
私も何か、彼女のような競うこと、対話すること、欲することをといったことをしてみたく思う。#映画

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特別編『響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト』を観てきた。
2年生の秋に部長となった黄前が、アンサンブルコンテスト(通称アンコン)に向けて奮闘するお話。
作画は非常に素晴らしく、場面最初のユーフォニアムの金属光沢は思わず笑ってしまった。背景は視線が迷わずキャラクターに誘導されるためストレスフリー。動きの小芝居も久石のパンチが可愛い演出で良い。シュッシュッ
音楽においても、マリンバの心地よい音が画面移動に合わせて流れる場面は、リズと青い鳥のような空間を感じさせる素晴らしい音作り。
内容で印象に残った場面は、黄前が一年生の部員・つばめの成長を支える姿勢や、つばめのその上達と自信の獲得を見て、黄前自身の上手さに対する不安を抱える場面。部長としての責任を果たすため空気を読み察する力を発揮する一方で、一人の演奏者として避けられない競争に向き合う様子は三期に向けて不穏さを感じた。
またみぞれが黄前を見ている場面は外を見る、旅立ちを控えた青い鳥や校内の視線、夏の練習の記憶、ガラスという見えない壁を持つ窓を開けるのが上手いなど、のぞく行動だけで深すぎて頭がパンクしそうだ。
黄前と高坂の百合のような深い親密さや、OBの変わらない関係性も、ユーフォニアムファンとしてはニヤけてしまう要素。
今回は日常回と言える内容だったが、いよいよ本番のコンクールとなる三期への期待が高まる終わり方で、来年に決定している放送が楽しみ。#映画 畳む

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なもりさん作の漫画、ゆるゆりから派生した大室家の映画化が発表された。
しかし、上映時間が40分と極めて短い。40分予定の中編2作を公開予定のようだけど、それなら2本まとめて80分にして欲しかった。
60〜90分で通常2000円から割引1500円枠での鑑賞は許容できても、40分1500円は辛い。青ブタが75分だったけど、40分ではほぼ半分だ。今日からのユーフォニアム アンサンブルコンテストが57分で、短いなと思っていたら上回ってきた発表なので気になってしまった。
だが価格を気にしたところで欲求には勝てない。多分見に行く。#映画 #youtube

畳む

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青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ないを映画館で見てきた。
安定して原作に忠実な内容で映像化でも、主題である花楓側の兄と妹の関係にフォーカスして編成された内容であることは変わらず、徹底した見やすさがあった。
一方、日付を字幕で出すほど映像的な演出はしないこと、会話や行動の合間に間を作ることがほとんどないことなどが忙しなく感じさせる。これは74分にまとめられている見やすさと引き換えになっている部分に思う。
内容について一つ退屈だったのは、原作でも思ったことだが、進路や通信制の説明の場面。花楓の目線としては自然で必要な描写であると理解はできる。作品の登場人物のコミュニティから考えれば、通信制を進める家族・周囲の思想は偏りではなく必然で、友人や周囲の反応も違和感を覚えるような内容ではない。しかし、全日制の普通校を通った人間からすると通信制という存在は自分目線で見たとき、認知と理解はできる程度で感銘を覚えはしない。この場面においては作品と私との感性のズレによって視点が浮いてしまった。これは私個人の問題で、どうしようもなく仕方のないところだ。
それ以外には満足しており、花楓が咲田に記憶にないかえでに対しての胸の内を吐露するシーンは気合が入っていて良かった。見たい画を見せてくれた。
作画もやたら良い動きをする手の演技や、立体感ある俯瞰等のカメラワークを含め少ないながらも画の見栄えを上げていた。また可愛さのあるキャラデザに対して思ったのは、やたら耳が可愛い。性癖ではなく。
全体として最近の他作品の作画からすると省エネであると感じてしまうことは否めないが、大きく崩れるシーンはなく安定していることが最も大事な雰囲気を崩さないことに繋がり、コンテンツ力を維持できる品質につながっているのだろう。
ちなみに辻堂のテラスモールにある109シネマズで見たため、作品内で今ある建物が登場する場面があった。わかっていても少しニヤついた。おそらくは同席の観客も同じ雰囲気だったろう。肌で感じた。
しかしまあ、74分は映画館の滞在には短いと思う。私は今回ポイントの無料券で見たので、料金についてのコメントはできないが。
次のランドセルガールも本は読んだので、映像を楽しみにしていよう。#映画 畳む

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君たちはどう生きるかを見た。考察の余地がある宮崎駿監督のジブリらしい良い映画だった。
信頼を裏切らない安定した作画と画面構成の美しさ。全場面どこを切り取ってもある程度の美しさになるが、やはり動いている画面での演技を見てこその絵。一枚では前後が勿体無い。
ネタバレしないように感想とか考察とか不満点をメモ帳にまとめていたら、原稿用紙10枚分になっていた。
#映画

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■概要

インターネットで育った絵描き。些細な独り言、絵や見たモノコトの感想を書きます。第三者な視点が好きです。

・好き
スポーツ観戦/ボカロ/ガジェット/オンラインゲーム/アニメ映画/ブルアカ/Vtuber(にじさんじ smc組)

・嫌い
ぶどう味のお菓子

■自己紹介
98年生まれ日本神奈川県相模川の向こう側育ち。彼女いない歴=年齢。元アークスで漫研会員から会社員になった。

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